第63回県南4市対抗親善スキー大会報告
開催日：2016年2月21日（日）〜22日（月）
場所：苗場スキー場

リザルトはこちらから。(PDFファイル)

2月中旬、恒例の県南4市親善スキー大会が行われました。
今回、小山市選手団は、常連選手のうち6名を怪我その他で欠き、
女子参加ゼロという苦しい布陣での参加となりました。

大会は、苗場スキー場第2ゲレンデ。バーンは数日前の雨で固くなり、
気温が上がった後で上に夜間6cmの降雪がありましたが、朝には雪が止み、
まずまずの状況。
2本目は気温が0度を超えたため、硫安をまいて硬化させました。

大会結果ですが、足利市が例年通りハイレベルな選手層の力で圧勝。
小山市は、選手不足の影響は避けがたく、4位に終わりました。
一方、個人別では、成年男子で北寒寺選手と石川選手が6，7位に入る
健闘を見せたのは収穫でしたが、それに続く選手達には歯がゆい結果となり ました。

私は今回、怪我で出走できなかったので（誠にスミマセン）、
ゴール前の中斜面→中急な片斜面（左下がり）への斜面変化の部分で
全選手の滑りを みていました。
タイム差が出た主要因は、基本的なターン技術の差ではないかと思います。
ゴール前、急斜面から緩斜面へスピードをつなぐ大事な箇所で、
速い選手はしっかりした「くの字姿勢」により外スキーで雪面反力に対抗してターンを仕上げ、
スキー板のたわみを加速につなげてしていました。
そうでない選手は内倒したり、ターン 切替でスキーへの荷重が抜けてしまい、
結果、スキーがずれて滑走ラインと速度の両方を落としていました。
急斜面だけでなく中・緩斜面でもターンごとに少しづつ差がついたと思います。

今回は全体として残念な結果でしたが、課題の確認もできました。
来年の県南四市へ向けては、もちろん選手数の確保も大事ですが、
選手団の競技力向上についても対策を考えたいと思います。

以上
（報告：選手団監督　松井）