1月11日（日曜日）に、福島県檜枝岐スキー場にて競技部練習会を行いましたのでレポートします。
檜枝岐は尾瀬の奥まったエリアにある小さなスキー場ですが、ジュニアのレーシングに力を入れており、完璧なバーン整備と本格的なポールセット、充実したコーチングという、素晴らしい練習環境があります。また、リフト1日券が2500円、ポール練習料が1日1000円／人と非常にリーズナブルなのも魅力です。1月11日は、地元ジュニアの他に関東近県のクラブが数チーム参加しました。（小山市スキー協会から5人が参加）
コーチは地元の方で、インカレで上位の成績を残した実績があり、地元のジュニア選手からは慕われています。（左写真右側の方がコーチ）
この環境で育ったジュニア選手は、福島県内でトップレベルを成績を残しています。
当日は午前午後とも大回転のポールをセット（午後は回転セットも用意）。
フラット緩斜面からスタートし、後半中急の斜度に落ち込んでいく斜面に、12旗門程度の基本的なポールセットが立ちました。ここ数日の大雪にもかかわらず朝昼にピステンが入り、バーン状況は締まってバッチリ！お昼にはリフトを停止し、ピステンでバーンの再整備するのが檜枝岐スキー場の大きな特長となっており、本当に素晴らしい練習環境を提供してくれます。（感謝！！）
午前中はシーズン初ポールで慣れていない方も多く、全般に、ポールの下でラインを落とされまいと、スキーを止めるエッジングになっていたようです。しかし、スキー場のご好意で、各人のポールの滑りをビデオ撮影頂き、午前の練習後、センターハウスでビデオ講習会をしていただきました。そこで、自分の動画（やはり一見に如かずデス）とコーチの明確な指導（主にポジションについての）により、滑りの課題をしっかり認識できたようです。
午前中やや堅かった参加者の滑りが、午後は一本一本滑るたびにスムーズになり、スキーが走るようになっていくのがわかりました。ハイレベルな地元ジュニア選手の滑りも、良いイメージ作りの助けとなったのではないでしょうか。
午後後半は雪質が締まり、スピードもアップ。練習負荷も上がってきました。
午前午後と十数本ずつ滑り、集中した時間もあっというまに過ぎ、午後4時に練習終了。
質・量ともに充実した練習会でした。
（報告：松井）