競技部トレーニングセミナー報告(2015年3月28日〜29日開催)


競技部 春のトレーニングセミナー
開催日:2015年3月28日(土)、6名参加/29日(日)、8名参加
場所:丸沼高原スキー場(群馬県利根郡片品村)

過去2年ほど開催していなかった春のトレーニングセミナーを、今年は久々に開催しましたのので、
遅ればせながら報告します。

会場は丸沼高原スキー場。両日とも天候は晴れて、風がなく、景色も最高。雪質は、朝はカリカリのアイスバーンで午後にかけて徐々にゆるんでくる、良い感じの春雪でした。

今回のセミナーは、不肖この私が講師を務め、今シーズンの指導員検定(講習含む)の報告を兼ねて、基礎練習・フリー滑降の中で、パラレルターンのいくつかの基本感覚(*)の確認をテーマに行いました。
参加者からの自由な質問(イジリ・ツッコミ)歓迎で、ディスカッションもあり、皆さんにはお楽しみいただけたと思います。

講師の私自身にとっては、今シーズンで得た技術・理解を再構築でき、指導面の改善のヒントをいただきました。また、自分の滑りにおいても多くの課題を再確認できる機会ともなりました。
「講師が一番得るものが多かったんじゃないの?」と笑われましたが、その通りでして(笑)、今後も研鑽いたしたいと思います。

なお、今回のセミナーに積極的に参加いただき、またサポートいただいた皆様、大変有難うございました。この場を借りて御礼申し上げ、また、来シー ズンもよろしくお願い申し上げます。

報告:春のトレーニングセミナー事務局 松井

*(セミナーでの確認・実施事項、概要)
初日午前:
プルークボーゲンから基礎パラレルターン大回りへの導入。スキーがターン前半、ジワリとターン外側に膨らみなが ら出ていき、雪面からの抵抗を受けてたわみ、動いていく感覚

初日午後:横滑りの展開から、基礎パラレルターン小回りに徐々に移行していく流れ。ずれに乗ってスキーが動いていく感覚

二日目の午前: パラレルターン大回りで傾きの制御をテーマに、スキーの雪面からの抵抗を受けるバランス、リズム、タイミングの確認


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