今年も、昨年に引き続きスキーオフトレセミナーが、平成17年7月16日（土）に県南体育館サブアリーナで開講されました。参加者は、協会内・一般の方を含め24名の方（中学生、高校生、大学生、一般までです）が参加されました。
講師は、吉岡大輔さん（チームアルビレックス新潟・全日本アルペンC指定選手　サロモンマテリアル使用）です。

講習は、吉岡さんが全日本の練習として実際にしているものを、みなさんに講習してもらいました。

講習の内容は以下のように進められました。

１．ウオーミングアップ
（サブアリーナの中を軽く走りましょうということになったのですが、実際は、ここで、年齢の差がいきなり出てしまう結果に・・・。某スキー部の部長は、ここで、気持ち悪くなり顔が青ざめたという話が・・）

２．バランスボールを使ったトレーニング
　１）ボールをはさんで乗る練習（ポイントは股関節をやわらかくたててのること）
　２）ボールに膝でたつ練習（さらに、相手にボールをなげてもらいとる練習→コーディネーション能力の向上）
　３）ボールの上に立つ練習
　　（これは難しい！でも、みんな楽しんでました。吉岡さんはすごかったです。）
　４）ボールに実際のターンをイメージして横から跳ね返る練習
　　（これは、実際のターンの癖がずばりでます。みんな大体後ろにバランスを崩すので、なるべく崩れるなら前にという意識のほうが練習になるそうです）

３．俊敏性を高めるトレーニング（ステップの練習）
　１）実際は、陸上の選手などが使うラダーがあるといいそうですが、今回は、床にテープでラダーを作り、5個の動きのパターンを練習しました。これは、実際に陸上で簡単に出来、みんなで楽しんでやれば俊敏性アップにつながりそうです。

４．ジャンプ系の練習
　１）バーを使って跳ぶのですが、これも、能力がある人は、スキーのイメージで股関節を立てて飛ぶとより効果があるそうです。

５．バランスボードを使った練習
これは、3パターンをやるそうです。
　１）左右に5秒間づつエッジングをイメージして10回繰り返す。
　　（このとき、ボードが地面に触れないように。肩・腰は平行にして）
　２）ボードの上でクローチングの姿勢をとる
　３）ボードに支点を二つつけて前後のバランスをとる練習。

上記が講習の内容です。
吉岡さんのオフトレとしては、こんなことですが、しかしいろんなスポーツをやることが、結果としてオフトレに一番いいらしいです。吉岡さんも小さいころは夏の間は、いろいろスポーツをやったそうです。特にサッカーをやったらしいです。休憩中にサッカーボールで軽く遊んでましたが、リフティングも軽々こなしてたのが印象的でした。
吉岡さんについてはすでに8月から11月まで本番に向けた雪上の練習に入るそうです。来シーズンもがんばってほしいと思います。
（レポーター：篠原）